QUESTフォーミュラは大事なライティングの法則
売れるセールスライティングには、大抵「型」があります。
基本的にはその型にあてはめてライティングを完成させていけばある程度まとまった文章になるのでよく使われています。
このQUESTフォーミュラは、ライティングの法則として最も有名な型のひとつでこの型を知っておくと初心者でもある程度のセールスページが作成できます。
とても大事な法則の一つなので覚えておいてください。
QUESTフォーミュラとは?
QUESTフォーミュラは5段階のそれぞれの頭文字を並べて「QUEST」と呼びます。
このQUESTフォーミュラのすごい所は、この型があるだけでライティング初心者であってもそれなりの文章が書けてしまうことです。
特にセールスライティングの勉強をしておらず、なかなかセールスページが書けない初心者は絶対に覚えておくべき文章の型です。
ランディングページやセールスページ、商品の紹介やステップメールなど色々なページの作成に使えるので本当に便利な法則です。
QUESTフォーミュラ
Q:Qualify=【絞り込む】
U:Understand=【共感する・理解する】
E:Educate=【教育する】
S:Stimulate=【興奮させ】」
T:Transition=【変化させる】
それではひとつずつ解説していきます。
Q・・・[Qualify → 絞り込む]
本文をしっかりと読み進めていってもらうための動機付けになるのでここが悪いと閉じられてしまいます。
ここでは、問題提起をして読者が抱えている問題に対して解決策を提案します。
商品やサービスについて冷静な分析をしっかり行うのが重要です。
U・・・[Understand → 共感する・理解する]
直訳の通りです。ここで理解(共感)します。
文章を読んでもらうためには共感していることを分かってもらうのが重要です。
「私はあなたの悩みをこれほど理解しているんです。」
というのをしっかりと伝えて共感します。
「自分もそうだったんです。」
「わたしもはじめようと思ってたんです。」
など共感意識を深めて自分は仲間だということを認識してもらいます。
E・・・[Educate → 教育する]
ここではその商品がいかにお客さんにとって必要かというのが重要です。
そしてこの商品のベネフィットを説明して解決策を教育していきます。
商品やサービスの魅力を根拠をもって伝えていくことで信頼してもらいます。
教育がしっかりとできると、見込み客の心がざわざわと動きだすところです。
S・・・[Stimulate → 興奮させる]
この商品が具体的にどのような変化をもたらせるのかをしっかりと伝えます。
これが上手に伝えられると購入まで一直線です。
実際に商品やサービスを利用した人の声など使っていることが多いです。
こちらで説明するよりも客観性もあって疑念を晴らすのに効果的なので、多くの企業などが使っている手法です。
早く使ってみたいという気持ちになってもらうのに効果的な方法です。
T・・・[Transition → 行動させる]
直訳すると変換という意味になります。
見込み客から顧客へ変換するという意味で捉えていただくと分かりやすいです。
すなわち行動してもらって顧客になってもらうということです。
購入方法を記載したり、注文フォームへクリックさせたりする部分です。
一般的にはクロージングと言われる部分ですので安心して購入できることを伝えます。
特典とか返金保証とか最後のひと押しの部分なのでしっかりと伝えてください。
QUESTフォーミュラでセールスコピーライティングが簡単に! まとめ
「QUESTフォーミュラでセールスコピーライティングが簡単に」はいかがでしたか?
セールスレターの書き方として基本になるクエストフォーミュラの5つの要素を押さえておくと無難でありながらも効果的な文章を書けるようになります。
ポイント
Q(Qualify=見込み客を絞り込んで問題を自覚させる」
U(Understand=問題に共感して理解する」
E(Educate=根拠をだして教育していき商品の紹介をする」
S(Stimulate=ベネフィットを伝えてオファーする」
T(Transition=クロージング、最後のひと押しをして購入してもらう」
ステップメールはまさにこれを日にちごとに分けて切り離したものです。
1日目から順にやっていけば最終的に大抵はQUESTフォーミュラに沿って書かれているものが多いです。
それだけQUESTフォーミュラは優れた型なのです。

そんな心配は無用です。まず心配はありません。
なぜなら、QUESTフォーミュラは人間が購入に至るまでの心理フローであって、見込み客が
「このレターの構成、よくあるパターンだな」
なんて見ていないからです。
見込みが気にしているのは
「欲しいか欲しくないか」
「買うか買うべきでないか」
でしか見ていないのです。
あなたがネットで買い物をする時のことを思い出してみれば分かるはずです。
いちいち「このセールスはよくあるパターンの構成だな」なんて考えてないですよね(笑)
「このレターの構成、よくあるパターンだな」
なんて分析をしているのは同業者だったりセールスレターを勉強している人しかいません。(笑)
だから、どんどんQUESTフォーミュラを利用して最高のセールスページを作成していってください。