安心感を与えて購入を促すバンドワゴン効果でライティング

ブログやメルマガで情報発信をしているのなら
「たくさんの人に買ってもらいたい。」
これは誰でも思うことですよね。
しかしながら
「他の人はめちゃくちゃ売っているのに私は・・・・・・」
同じ商品を売っている場合どうしても感じる劣等感。
そんな時、あなたの記事とその人の記事を比べると違うのがバンドワゴン効果を使ってるかどうかということかもしれません。
バンドワゴン効果とは?
バンドワゴン効果とは大勢の人がいる時に人は同調しやすいという心理現象で
「支持する者が多ければ多いほど、その対象物への支持が上がる」
といった行動心理のひとつです。
流行りものが欲しかったり、みんなが持っているから自分も欲しくなったりしたことありませんか。
例 その1
小学生や中学生の時、クラスで新しいものが流行り始めると、
「クラスのみんなが持っているから買ってぇ!」
とお母さんに頭を下げてにおねだりをすること。
例 その2
アーケードにケーキ屋が2件あって、1件が行列ができていて1件がガラガラだったら行列の方に並んで買ってしまうこと
こんな行動がまさにバンドワゴン効果です。
・流行ってるものが欲しい
・みんなが買っているから安心
ビジネス的に言えば、
「みんながやっているんで大丈夫ですよ」
「あの人もこの人も成功してますよ」
と思わせることです。
特に日本人はバンドワゴン効果に弱いです。
それは日本人のメンタリティにも関係してくると思うのですが、人と同じことが「ヨシ」という教育を受けてきているので「人がやっていることは間違いない」と思ってしまうのです。
逆にその反対で何にも自分に情報がないものに関しては「怖い」とか「怪しい」とか「これホントに大丈夫かな?」と思って二の足を踏むのです。
欲しいものであってもです。
企業の広告・宣伝にも多用されているバンドワゴン効果
バンドワゴン効果は企業の広告や宣伝なんかでもよく使われており本当によく目にします。
よく使っているものでよく目にするのが下記のようなフレーズです。
ポイント
「○○部門第1位!」
「全米No1の話題作」
「5秒に1人が申し込んでいます」
こういったアピールをCMなどですることで
「商品を買うのは当たり前」
という印象を与え、商品の購入に繋げる使い方です。
こんなに購入者がいるんだよと読者に思わせることで安心感を与えて購入を促すという狙いがあるんです。
「既に多くの購入者が出ています」
「購入者の〇〇さんからさっそく感想を戴きました」
コレを上手に使っていけば安心感を与えて購入につなげることができます。
そのため、特にテレビショッピングやインフォマーシャルなどで好んで使われ、実際に効果があるため商品を変えながら同じような紹介をしているのです。
他に色々なアプローチがあるにも関わらずテレビショッピングなどではほとんどこの方法が取られていることからも分かるように、他のアプローチよりも大きな効果があると考えられています。
バンドワゴン効果は悪魔のテクニックにもなりうる
バンドワゴン効果を使うにあたって、ひとつ注意点があります。
「バンドワゴン効果は使い方を間違えると顧客を不幸にする」
ということです。
そもそもバンドワゴン効果は、顧客を誘導する心理テクニックのひとつです。
つまり嘘をつこうと思ったらつけるんです。
全然売れてもいない質の悪い商品ですら嘘の言葉で売ることができてしまいます。
要するに、売れてもいないのに「もう限定100個が完売間近です。お早めに」などとユーザーを煽ることができてしまうというわけです。
しかも、本当に売れてるかどうかは確かめようがないので、この言葉を信じて商品を購入することだってあるのです。
だからバンドワゴン効果は使い方によっては悪魔のテクニックにもなってしまいます。
不幸な人を出さないためにもバンドワゴン効果を使うときは、細心の注意を払って活用してください。
「バンドワゴン効果を使ってライティングすれば行動心理を巧みに利用できる」 まとめ
「バンドワゴン効果を使ってライティングすれば行動心理を巧みに利用できる」はいかがでしたか。
バンドワゴン効果は、大衆心理の多数派がさらに支持を増大させることです。
これを上手く使えばお客様の購入を誘導してくれる強力なサポートになることは間違いありません。
バンドワゴン効果だと知っていてもやはり心が動きます。
ポイント
「ネットビジネス部門第1位のツール」
「成功者の6割が使っている教材」
「限定100個の教材が2時間で完売」
こんな風に書かれていたらバンドワゴン効果と分かっていても見たくなります。
お客様にあなたの情報をしっかりと信じてもらう必要がある時に使ってみてください。
ただし、使いすぎや嘘で使うことは厳禁です。
あなたの信頼残高が地の底まで落ちてしまう危険性もあるので使用方法にはくれぐれも注意してください。